施設長公認でサボりまくれ!40代が経験した休憩し放題介護ドライバー

老人ホームって様々な職種の社員が働いているんですが、あなたはいくつ答えられますか?

真っ先に思い浮かぶのが、介護士やケアマネージャー、看護師の直接処遇職。少しマイナーな、介護事務さんや清掃員さん、ドライバーさんや管理栄養士。

最後にヒエラルキーに最下層に存在する僕たち総務や経理、人事職に設備運営職。

資格がなくても今日も元気にお仕事しますよ!

老人ホームの看板を背負って走る介護ドライバーの日常

こんにちわ、40代男で老人ホームのドライバー担当をしている西です。

総務の一ノ瀬とは、長年悪友やらせてもらっています。

ドライバーって大変そうなイメージを持たれますが、それは長距離運送のドライバーのイメージがキツいからでしょう。

私は現在、老人ホームから高齢者を送り迎えするドライバーをやっており、主に、老人ホームから提携している医療機関やちょっとしたお買い物に利用されることが多いですね。

運転するのはいわゆる福祉車両ってやつで、老人ホームのロゴ入りのデカいハイエース。

利用される高齢者を乗せて、しかも老人ホームの名前がデカデカと宣伝されているので法定速度や法令はキッチリ守って走ります。

ここだけの話、「トロトロ走りやがって」とか「信号無視しやがって」って面白半分に苦情を入れる方がいるんですが、残念ならがドライブレコーダーでキッチリ管理されてますから、言いがかり付けてもダメですよ。

一ノ瀬
ウソの苦情電話は警察行きだから気を付けてね!

この仕事って、結構楽なんですよね。

元々送迎は、有料介護サービスだから利用者が少ないのと、利用される高齢者がいても体調不良でキャンセルする方が続出。

つまり、ドライバー職で採用されたのに、何もせずに1日ぼ~っとって日があるんです。

送迎ドライバーの経験がある方ならお分かりでしょうが、これが結構な確率で発生するんです。

運転は一切なしで、ぼ~っとしていても誰からも何も言われない。

ただ、そこは社会人ですから、さすがに何もせずにスマホでゲームなどと大人げないことはできませんから、洗車や給油、果ては中庭の掃除など自主的に手伝いますね。

安全運転のため約2倍の休憩権利がある介護ドライバー

先ほども申し上げた通り、高齢者の送り迎えをするので運転には細心の注意を払う必要があります。

利用者の送迎時間は決まっていますから、誤差15分は見ていますが車体が極力揺れないようブレーキのタイミングを調整したり、発車停車がスムースにいくよう気を遣うことは多いですね。

ここまで聞いて、「どこが楽なんだよ?」とツッコまれそうですが、タクシーやバスの運転手さんと同じで慣れれば全く問題ありません。

しかも、1日辺りの休憩時間が合計2時間30分もあるんですよ?

安全第一を何より優先するので、ドライバー職はただひたすら体力を温存して体調を万全に取ることが大切。

だから、休憩中は寝てても誰にも咎められない。しかも信じられないことに、ドライバー職専用の畳仕様の仮眠室まである。どうぞ好きなだけ寝ててくださいってスタイルです。

さすがに、2時間半全ての休憩時間を一気に取るわけではなく、午前中に30分、正午に60分、午後から60分のお昼寝って時間は別れてしまうが、これだけ寝てても給料もらえるなんてあり得ないですよ?

これで楽じゃない!もっとオイシイ仕事くれよって言うと罰があたりますよ。

まぁ、運転の他に、ご利用者様と午後のお茶したり、将棋の相手になったり、それはそれで楽しいひと時を過ごせる。

でもメインはあくまで高齢者の送迎ですから、毎日毎週同じルートの送迎で、道の凹凸まで覚えてしまいます。

一ノ瀬
寝てても電話に出てくれるドライバーさんは神だよ

楽すぎる老人ホームの介護ドライバーの年収は300万円

給料に関して言えば、少ないと言わざるを得ません。

元々介護業界の給料は平均より下ですし、私の職場はボーナスもなく年収は正社員の私でも300万円あるかないか。

幸い私は独身ですから、子弟を養う必要もありませんし貯金はできませんが、それなりに贅沢しなければ十分生きていけます。

私は酒もタバコもギャンブルや女性にも左程興味がありませんから出費も少なく、服も全部UNIQLOです。

しかしまぁ職場に、残業って概念がないのが苦しいですね。

ちょっと今月は苦しめな時、普通なら「適当に残業して稼ぐか」って考えも芽生えますが、ガッツリ送迎時間が決まってますから、定時上りが当たり前。

ですから、もう何年も残業代はつけてきませんでした。

定時終わりできるので、仕事が終わってからバイトや副業してる同僚もいます。

私は以前、別の会社でドライバーやってて深夜のコンビニでアルバイトをした経験がありますが、普通に死にます。

肉体労働した後の肉体労働はマジキツいですね。

しかも、バイトならいざ知らず一応正社員で雇ってもらっている身です。

残業しなければ生活できない、じゃあ定時に上がってからバイトでもするかって気軽に言える立場でもありません。

まぁ、介護の送迎ドライバーは正社員ではなく、引退後年金だけでは過ごせないシニア層や孫にあげる小遣いが足りない層がアルバイトがてら就いていることが多い世界。

正社員以外の雇用形態だと、週3回出社とか週4回出社が多いですね。私の場合は、週休制で5日働き2日休みです。

あと3万円ぐらいプラスできれば生活も好転するから、職場の若者たちはネットでせっせと副業に励んでいますが、私にとってインターネットを使った副業は私には遠い世界です。

すみれ
一ノ瀬先生が得意な分野だね

一ノ瀬
施設長に怪しい投資話を持ちかけられる介護の世界

高齢者はワガママなので介護ドライバーは機転が必要

この仕事に就いて特に大変な目には遭っていませんが、やはり人を乗せての運転なので気はそれなりに遣います。

会社の看板を背負っているので、慎重すぎる運転を心がけていますが、事故など突発的な渋滞で到着時間が遅れないよう気をつけているのと、裏道も全て頭に入れている感じです。

もし介護ドライバー職に就くのであれば、如何に時間を守りながらルートを習得するかが課題。

高齢者になればなるほどワガママになりますから、少しの遅れが原因になります。

安全運転しつつ、他のドライバーの運行状況も把握することが大切です。

突発的に緊急の高齢者を送ったりすることもあるので、ここはチームワークで動きましょう。

また、要介護者や認知症の高齢者の場合、「提携している病院には行かない」逆に「ホームには帰りたくない」と直前にゴネられる方もいらっしゃいますから、「ちょっとドライブでもしましょうよ」と別のルートを通ってみたり機転を利かせることも重要です。

ただ、要介護者や認知症の高齢者を乗せる場合、ヘルパーさんや介護士が乗り込む決まりになっているので、彼ら彼女らに任せるのが一番いい気がしますが。

季節ごとに行われるお花見の時期は、地元民ならでは力の発揮どころですね。

「海の見える桜の名所に行きたい」や「桜のトンネルをくぐりたい」ってワガママなリクエストがバンバン飛んできますが、この時ばかりは施設長も私達ドライバーの力を頼ってお願いしますとばかりに、出動回数が増えますね。

あとは、ヘルパーさんや介護士さんには絶対逆らわないのが、この世界のルールですから。

楽しく仕事するために、彼ら彼女らはタテて仕事していきましょう!

一ノ瀬
ほんまこれ、介護士に逆らったらこの世界では生きていけない

40代介護ドライバーは施設長公認でサボれる楽な仕事

一ノ瀬
最後に要点を纏めておくよ
  • 高齢者を乗せるのでそれなりに気は遣う
  • 老人ホームの看板を背負っているので法令は順守
  • 安全運転のため2時間30分以上の休憩権利がある
  • 年収は残業抜きで300万円弱
  • 高齢者はワガママなので少しの遅れが命取り

すみれ
一ノ瀬君と裏山でサボってた人だ!

一ノ瀬
す、すみれさん、そこは内緒でお、お願いします…
万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?

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