
こんにちは!すみれです!
新米ヘルパーから1年、無事にヘルパー2級の資格を取得し介護の仕事がこなせるようなった私は、次のステップへと転職を考えるようなります。
どんな心境だったのかちょっと振り返ってみようかな?



もくじ
家事と介護のお仕事で充実した毎日を送るヘルパーの私
念願のヘルパーデビューを果たし通信教育で3ヶ月かけ、無事にヘルパー2級の資格を取得。
知識が増えて自信も増えたせいか、たどたどしかった介護も段々技術とが身についていきました。
仕事も1人でこなせるようになり、イレギュラーや緊急対応もこなせるまでになった私。
介護未経験の私を、先輩は1年かけてじっくり根気よく育てて下さいました。
先輩と言っても、私より年下で凄くしっかり者ですけどね。介護の責任者は、年齢は関係なくスキルや人柄で立派に担うことができます。
ヘルパーの資格を取ってからも日々勉強で、社内研修や外部研修に参加しては貪欲に学んでいくスタイル。
当時は介護保険制度が始まったばかりで、利用者様の数と仕事はどんどん増える状況。
朝デイサービスの送り出し30分の仕事から始まり、1時間の入浴やオムツ交換の身体介護、お掃除や買い物などの生活援助の仕事を10件近く訪問する日々が続きました。
仕事の合間や仕事の後に書類の作成を手伝ったりと、あっという間に1日が過ぎていきます。
そして帰宅すると、家族と子どもが待っており家庭の仕事をこなす、そんな生活を送っていました。
1日、1週間、1ヶ月があっという間に過ぎて行きていくせわしない生活。
猫の手も借りたいぐらい忙しいのに充実した毎日は、私が好きな仕事に没頭できているからと夫に言われたことがあります。
頑張りすぎて体調を崩した私は家庭も仕事も中途半端
そんなこんなで訪問介護の仕事を始め、あっという間に約1年が経ちました。
ヘルパーの心得からマナー、話術や技術まで、ひと通りのことは研修や仕事を通して学ぶことができました。
当時会社の景気は良く、利用者様はどんどん増え始め経営も潤っていきました。
社長さんが急にベンツ乗り始めたりと、今思えば、あの頃は介護バブルだったんですよね。
その一方で、ヘルパー不足も問題となっていきます。
私も友人を紹介したり、おこがましくはありましたが人材の補充に協力もさせていただきました。それでもやはり利用者様が増え、ヘルパー不足の負のサイクルは続きます。
私も体力が続く限りできるだけの仕事は引き受けようと、スケージュールをこなしていたのですが、ある時、疲労から体調を崩して1週間程寝込んでしまったんですよね。
やむ得ずシフトを調整していただいたり、先輩にカバーしてもらったりで、なんとか私の穴埋めをしてもらえました。
それはもう、申し訳なさと情けなさでいっぱいです。
私も当時は20代前半と若く、すぐに体力の回復はできたものの、気持ちと体が付いて行っていないのだなと実感。
営業職の時もそうでしたが、またもや疲労からくる体調不良を起こしてしまった私だったんです。
この出来事がきっかけとなり、家族とも話し合い仕事と子育てを含めもう一度見直すに至りました。
託児所付きの有料老人ホームを見つけ大はしゃぎの私
それから私は、再び介護への転職を考えはじめます。
まず重視したのは2歳の子供がおりましたので、保育園の送り迎えも含めどうしたら効率よく無理なく働けるかを徹底的に重視。
主に、インターネットやハローワークで求人の情報収集を開始。
そしてある日、新聞の折り込み広告のアイデムに載ってる求人を見ていたら、「有料老人ホーム・オープニングスタッフ募集・託児所あり・働くお母さんを応援します」といった内容の広告を発見。
「えええ?託児所付きぃ?めっちゃエエやん」って飛びあがるぐらい驚いたのを覚えています。
自宅から30分以内で通勤出来、しかも電車の混雑も無い路線だから、子供を連れての通勤も可能だと確信。すぐに電話をし、施設と託児所の見学を申し込みました。
施設は開設してまもなく、有料老人ホームということもありとても綺麗で豪華。まだ入居者様の人数も少なく、アットホームな印象。
そして、施設の隣に同法人の保育園がありました。
私としては、老人ホームよりこちらに興味津々で、1戸建てを保育所として運営してるじゃありませんか?
しかも、とてもアットホームで暖かい印象。
隣の老人ホームとも交流を図っていくと説明を受け、私が働く姿を子どもに見せることができる環境なんて最高じゃないですか?
もちろん、別日に面接をする予約を取りました。


あの頃は、まだ空室が多く、職員ご入居者様共に
和気あいあいって雰囲気だったよね。
ご入居者様が少ない有老はひとひとりに寄り添った介護
そして面接を終え無事に採用が決まり、2歳の子どもと一緒に電車で出勤する日々が始まります。
子どもと過ごす時間が以前より増えた、楽しい毎日です。
職場の隣に保育園があり、すぐ近くに子どもがいるので安心して仕事に専念することができましたね。
職場はオープンしたばかりの有料老人ホームで、入居者様の人数も10人程度と少なく、かなり手厚い介護を心掛けることができました。
新たな利用者様との出会いもあり、また新しい気持ちで介護の仕事ができることを嬉しく幸せに感じていましたね。
訪問介護から有料老人ホームへの転職でしたので、同じ介護でも時間の流れ方や仕事の内容も違います。
訪問介護には訪問介護の、老人ホームには老人ホームの良さがあります。
介護は十人十色で、正解は無く、その方お一人お一人の願いを叶えられるように寄り添う、素晴らしい仕事だなと改めて思う私。
そこに自分の子ども預けられる保育園が付属していたのは、私にとっては最高の条件でした。
介護職はまだ2年目。
プロになるには、まだまだ修行が必要ですがとても良い経験になっています。
私のようなママさん介護士の方にも、こういった施設があることを知っていただき働いてくださる方が少しでも増えると良いですね。
在宅から保育園併設の有老に転職してよかった私の体験談

- 充実した毎日を送っていたが体調を崩した
- 家庭も仕事も中途半端で反省した
- 託児所付きの有料老人ホームを発見
- 入居者が少ない有老は寄り添える介護ができた


お前は素人か?!って思ったら本当に素人だった話。

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