【2019年最新版】ヘルパー2級から介護福祉士になる最短距離を伝授

訪問介護員の代表的な資格のヘルパー2級が廃止されて、数年が絶ちましたが皆さんは有効活用できていますか?

ブームに乗ってヘルパーを取ったはいいが、一度も使わずじまいって方も多いハズ。

しかし未だ多くの人がヘルパー2級止まりで、僕はもったいないなぁと思うんです。

少し背伸びをして介護福祉士を取れば、違う景色が見えてきます。

分かりにくかった介護職のキャリアパスが一本化された

ヘルパー2級が廃止された2013年まで、介護のキャリアパスには様々な方法が存在し複雑怪奇。

酷い資格だと上級の資格を取りに行くのに、わざわざ遠回りしなければならないものまで存在していました。

中には全ての要件を満たせず、諦めてしまった人も多かったようです。

そんな希望が持てない状態を打開するため、2013年に介護保険法施行規則が改正。

ヘルパー2級に替わる資格として、介護職員初任者研修をスタートさせました。

ヘルパー2級から介護職員初任者研修に替わるにあたり、変更された箇所は3点あります。

カリキュラムの追加

2013年にスタートした介護職員初任者研修では、新たに「認知症の理解」の受講が義務付けられました。

既に厚生労働省のホームページで発表されていますが、高齢者人口とともに認知症患者が増加している背景が影響しているものと推測されます。

施設実習の廃止

2013年までヘルパー2級取得の過程で行われていた、実習が廃止されましたよね?

ただし、これで座学だけで初任者研修が取れると大喜びした人もいましたが、逆にスクーリングの時間が増えいます。

結局今まで通りに、仕事の合間を縫って取得しなければならないのは、なにも変わることはありませんが、自宅学習とスクーリングを組み合わせることができるので、忙しい人にとっては受けやすい資格になりました。

終了試験での評価

ヘルパー2級では全ての研修を終了すれば、自動的に資格の取得が認められていましたが、初任者研修を取得するためには研修終了後に、筆記試験が追加されました。

まぁ、試験と言っても形式的なものですから、真面目にカリキュラムをこなしてきた受験生にとっては余裕レベルの問題です。

ヘルパー2級介護職員初任者研修
研修時間130時間130時間
施設実習ありなし
終了評価なしあり

ヘルパー2級から介護職員初任者研修の変更で出た影響

実のところ、ヘルパー2級から介護職員初任者研修の変更で出た影響は今のところ何も感じられません。

僕の職場では2つの資格の格差をなくすために、どちらの資格を取得していても職員の資格欄には「初任者研修」と記入。

当然、資格手当も同じだから気にする必要もないよね。

ヘルパー時代ににはあった施設研修や「認知症への理解」研修がないからと、不安を訴える職員もいません。

基本的にヘルパー2級を取得していれば、介護職員初任者研修の修了要件を満たしていますから、迷わず次へ進んでください。

気になる履歴書への記入ですが、みなさんヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)と律儀に書いてくる人もいれば、ヘルパー2級とだけ書いてくる人もいらっしゃる。

ただし気をつけなければならないのが、ヘルパー2級しか修了していないのに、介護職員初任者研修修了と書いてしまうのは絶対にNG。

一ノ瀬
そこまでナーバスになる問題でもないんだよね

ヘルパー2級から介護福祉士になるには実務経験が3年必要

いよいよここからが介護福祉士への道の話。

例外を除いて介護福祉士を取得するサラリーマン・OLは働きながら資格取得に向けて勉強をする必要がありますよね?

この道は、いわゆる実務経験ルートと呼ばれるコースです。

介護福祉士は天下の国家資格ですから、受験資格は少々難解です。

3年間介護の仕事に従事したか?

まず、経験は3年間介護のお仕事に就いて、540日以上実際に従事する必要があります。

これは間違う職員がいるんですが、従事期間3年必要の意味は1,095日間介護の仕事に従事したか否かです。

同じように、従事日数は実際に540日以上働いたか否かを調べる必要が出てきます。

この従事日数を調べるには、従業員の出勤日数を足していく作業がいるんですがこれが地味に面倒くさい。

公休日はもちろんのこと、有給休暇・研修・出張日を除かなければならないんですよね。

もちろん、転職をしていれば前職・前前職の職場にお願いして出席に日数を割り出してもらい職場の証明書をもらえばいいだけ。

一ノ瀬
こういう後からのお願いもあるので
喧嘩別れだけは絶対に避けましょうね!

介護職員実務者研修の受講

次に介護職員実務者研修の受講が必要になるんですが、2017年の29回介護福祉士試験は大荒れでした。

この時から急に3年間の実務経験に加えて、この実務者研修の修了が義務付けられました。

正直、これには職員一同驚きました。

介護業界は人材不足が叫ばれる中、なぜ国はハードルを上げたのか疑問でなりません。

実に介護職員実務者研修の研修時間は、450時間。

ヘルパー2級で130時間だった研修が3倍近くに膨れ上がったんです。

しかも受講費用もバカになりませんから、職場から補助がでない多くの受験生が涙を飲みました。

すみれ
国家資格である介護福祉士は、質の担保が大前提ということね。

すみれさん曰く、将来的に介護のお仕事に就く人材の確保は急務で課題ではあるけれども、単に介護職を増やしただけでは、介護業界のスキルや知識の向上には役に立たない。

将来的には、ある程度質が担保された介護福祉士の養成が必要だったんだね。

介護福祉士は年1回しか開催されない試験だが難しくない

未経験者であれば3年間の実務経験と、実務者研修経てようやく介護福祉士の受験資格を得ることができます。

介護福祉士は天下の国家資格だから、質を担保しつつ狭き門であるのが当然との意見ももっともです。

でも、急に必要条件を変えてしまうのはどうなん?って個人的に思ってしまいます。

介護福祉士の試験自体は、15,300円で受験できますが、そこに至るまでに10万円20万円と費用がかかるのはさすがに引けます。

ただ試験に関しては、問題の形式はマークシートで、全125問をまんべんなく6割得点できれば合格できる資格。

国家資格の難易度で言えば、合格しやすい国家資格と言えます。

毎年合格率の低さについて話題になるけど、これは皆さんお仕事の合間を縫っての受験です。

仕事や家事でなかなか勉強時間を捻出できない人が涙を飲んでいると推測しています。

また、受験要件が引き上げられた2017年以降70%台の高水準で合格率が推移しているのも、3年間の従事期間や450時間の実務者研修を突破したヤル気のある受験者が集まった結果だと僕はみています。

すみれ
最近では難問奇問に悩まされる受験生が多いようね。

難問奇問が多く出題された年は、受験生の多くが同じように悩みまともな回答ができません。

僕が長年戦ってきた社会保険労務士試験では、毎年どれだけ勉強していても難問奇問が必ず出題され、絶対に解けない問題があります。

僕の経験から言って、難問奇問はパスすればいいんじゃないですか?

出題者は、受験生が悩むのを想定して出題するんです。

そこで立ち止まって時間をロスすれば、1年間の苦労が水の泡です。

受験スクールの教科書にも載っていない問題が出たら、「他の人も解けない」と思って次に進みましょう!

ヘルパー2級から介護福祉士になる最短距離まとめ

一ノ瀬
最後に要点をまとめておくよ!!
  • 2013年から介護職員初任者研修制度がスタート
  • ヘルパー2級から初心者研修での変更点は特にない
  • 介護福祉士になるには実務経験が3年必要
  • 年1回しか開催されない介護福祉士試験は難しくない
万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?

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