
やりたい仕事を見つけるのはなかなか難しいことですよね?
今の仕事が自分に合わず転職したいと思っても、そもそもやりたい仕事とは何か分からず苦しむハメに陥ります。
しかも、自分には天職があるんじゃないかと思うと、居てもたってもいられません。
もくじ
やりたい仕事がないのは自分の強みが分かっていないだけ
やりたい仕事がないとひとことで言っても、様々なシーンが想定できます。
ただ単に、自分の強みが分かっていないだけの人が多いのですが、理想だけを追い求めるジョブホッパータイプの人は注意が必要。
失敗するのを極端に嫌う神経質な人も、ちょっとアレだよね。
自分の強みが分かっていないだけの人
どこに転職してもそれなりに馴染めるし、手間取ることなく仕事も覚えることのできるタイプは、自分の長所と短所を理解していない場合が多いですね。

また、ある程度職場に馴染んでやることをやってしまうと、急に達成感が消えて飽きてしまうのも特徴的。
このタイプの人は、自分には天職があるハズなのに、その仕事がどこにあるのか?分からずに苦しむことになります。

やりがいはあるんだけど、なんか違うってね。
今でこそ言えることですが、このタイプは自分の強みを絶対に知っておくべき。
たとえば、仕事で一番燃えたことを書き出してみる。
誰にも負けないことであれば尚可だよね。

もしこんな職業があれば天職と思っていました。

転職を繰り返すジョブホッパーは危険
自分の強みを知っていても、今の職場は自分には向いていない、自分の天職はどこかにあるはずと安易に転職。
とにかく他責傾向で、同僚への不満、給与への不満、挙句の果てに会社の運営方針にまで不満を漏らすので、ジョブホッパーは嫌われる存在です。
確かに、転職をすることにより多少環境が改善される場合もあります。
しかし多くの場合、不満を解消するための転職であるため上手くはいきませんよね?
本来転職は、成長しすぎた自分のステージを替えるため用意された手段でしかありません。
転職を繰り返してしまうと自覚のある人は、
- なぜ同僚に不満があるのか?
- なぜ満足のいく給与がもらえないのか?
- 運営方針に不満があるなら、自分で会社を興してみてはどうか?
いちど自分と向き合って考えてください。
多くの場合、それは自分の甘えだと理解できますから。
失敗するのを極端に嫌う神経質な人
最近よく遭遇するタイプが、大人になるまで一度も失敗したことがない優等生タイプ。
失敗するのを極端に嫌うので、無難な職種を選んで無難に過ごそうと考えます。
もちろん、最終的には天職に行き着きたいと考えてはいますが、如何せん慎重になりすぎて一歩を踏み出せないから困ったもんだ。

ふわっとした職業体験だけではその職種の良し悪しは分かりません。
特に、介護のお仕事は外部の人が抱くイメージと、実際体験したイメージはまるっきり違います。


いきなり転職が厳しいのであれば、まずはボランティアで施設を体験してみてはいかがでしょうか?
やりたい仕事は心から楽しい業務に出会えるかどうかが鍵
やりたい仕事、つまるところの天職に行き着けるかどうかは、それ相応の努力をしなければいけません。
確かに、新卒で天職に出会うことができる人もいるでしょう。
でも、他の職種と比較できないのにどうして天職と言えるのでしょうか?
これまでの仕事人生の中で、やりたい仕事には必ず出会っているハズですから、まずは順を追って見てみましょう!!
絶対に外せない条件を書き出してみる
やりがいのある仕事探しを始める前に、今抱いている不満を書き出してみてください。
高齢者とのやり取りでやりがいを感じることができないと転職しても、自分が抱いている不満が解消できる可能性は低いです。
例えば、対人関係が苦手だから、現場職でなくケアマネや相談員に転向したいと希望する若者がいるのですが、ケアマネや相談員は現場職以上にコミュニケーション能力が要求されます。
相談職は、ご入居者様だけでなくご家族とも対話しなくてはいけません。
日中働いているご家族がいる場合は仕事が終わってからの相談となりますから、忍耐も必要です。


ですから、安易に職種転向したり転職して無理やり叶えようとするのではなく、その仕事で何が嫌だったのか?なぜ向いていないと感じたのか?書き出すことから始めたほうが無難。
また、絶対に外せない条件は自分ルールとして決めておいた方がいいですね。
先のケアマネのケースも、日中は涼しいデスクに座って楽してるなと感じていても、サービス残業覚悟でご家族様と打ち合わせしている場合もあります。

その時、大変さがメチャメチャ分かった。
イメージだけでキャリアチェンジしてしまうと、泣くに泣けない状況に陥りますよ。
心から楽しいと感じればそれでいい
天職って夢と同じで、叶わないものと思っている人が多すぎます。
既に天職に行き着いているにも関わらず、自分には何が向いているのか分からず、思い込みだけで天職を追い求め転職を繰り返すのは危険です。
典型的な夢追い人として、永遠に自分探しするハメになります。

(経験者談)
ですから現職あるいは、これまでに経験した仕事の中で、これなら誰にも負けない、これならずっと携わっていける業務をピックアップしてみてください。
今の僕なら、ご入居者に頼まれた依頼をこなし、喜びを感じていますから相談業務は僕の性に合っています。

ご入居さまからの「ありがとね♪」で達成感を感じますね。
心から楽しいと感じる仕事を少しづつ自分の武器にしていけば、転職せずともやりがいのある仕事を任せてもらえるようになりますよ。
今の職場で叶わないと嘆く前に、一度職場の上司に掛け合ってみるのも手ですね。
身に就いたスキルを軸に考えてみる
かつての僕もそうでしたが、定年まで一生働ける仕事を探すことに躍起で、転職を繰り返してしまうことがあります。
そうでなくても、一生食えるスキルや資格を得ようと翻弄されている人々も多いですよね?
ほんの少し前まで入社すれば定年まで働き上げるのがサラリーマンやOLの宿命でしたが、少子高齢化も相まって今では転職が当たり前の世。
僕も以前勤めていた製造業でも、これほどの大手企業が倒産することはないだろうと、定年まで勤めあげるものだと高を括っていました。
でも、現実は、リーマンショックの影響でリストラされ路頭に迷うハメに陥りました。
そんな時役に立ったのが、これまでに身に付けた経験やスキルだったんですよね。
最近のキャリアを考えるうえで重要なのが、このポータブルスキル。
ポータブルスキルを磨いておけば、転職市場においての価値を高めることができます。
考えても分からなければプロのコンサルに相談するべき
ここまでやりたい仕事の見つけ方について語りました。
やりたい仕事は、あなたの仕事と他の仕事を比較して初めて分かるものですから、必ずどこかでやりがいがありそうな仕事には出会っているものです。
僕も倉庫作業員をやっている頃は、従業員の悩みに答えてくれる総務職にずっと憧れていました。

願っていたら、いつのまにか総務人生を歩んでいました。

しかし自分の強みや、やりたい仕事が何なのかがハッキリと分からない人もいらっしゃいますよね?
そんな時は、転職エージェントに相談していろいろアドバイスをもらってしまうのが手っ取りばやい方法。
キャリアコンサルタントは、これまでのあなたの経歴を棚卸して、どんな職種に就けばベストかアドバイスしてくれます。
併せて、経験やスキルに見合った求人を紹介してもらえるだけでなく、企業の内部情報にも精通していますからあなたと相性バッチリな職場に出会えます。
転職エージェントを利用する最大の利点は、面接官の人となりを把握しているキャリアコンサルタントから、強みをどうやって伝えればいいのか?どういう風に回答すれば心象を良くできるのか教えてもらえること。
企業の風土や、採用官の人となりを事前に聞いておけば、初めての面接でもさほど緊張することはありません。
自分の強みが分からない人ほど、転職エージェントを上手く利用すれば、思いもしない良質な求人に出会えます。
介護転職でやりたい仕事を見つけるならまずは強みを把握

- 強みが分からないと理想の仕事にたどり着かない
- 心から楽しいと思える仕事に出会えるかどうかが鍵
- 絶対に外せない条件を決めておくことがポイント
- 考えても分からなければ転職エージェントに相談しよう