一生懸命頑張って仕事してるのに、意味も分からず怒られたら腹が立ちますよね?

これは割と普通に、介護の現場で見るやり取り。

ベテランさんは新人君のことを思ってキツく愛の鞭を振ってるんですが、これがストレスのはけ口だったとしたら…それは悲劇です。

20代で転職を繰り返し何となく帰郷してのニート生活

はじめまして!私は、家内と子供が2人いる43歳になる男です。

現在は高齢者介護施設の2事業所で管理者と介護職員を兼務しています。

管理者とは一般企業における支店長や事業所長といったところでしょうか?

私は漠然とですが、いわゆるホワイトカラーの仕事にあこがれを抱いていました。

そのため、大学4回生の際には、事務職ばかりを無作為に手当たり次第受験し、結果として就職することはできたのですが、そのような了見で就職しても長続きするわけはありません。

20代のうちにバイトもふくめ5社ほど転職。

結果金銭的にも行き詰まり、故郷に逃げ帰るように帰郷しました。

「めっちゃ世間は世知辛い」と落胆したことを昨日のことのように覚えています。

故郷に帰り、1年ほどはプラプラとニート生活を送り、ときおり祖父母や両親にお小遣いをもらって、それでタバコを買う情けない生活を送っていました。

そんなある日、祖父が病気になりました。

当然誰かが世話をしなくてはなりませんが、当時、実家にいたのは祖母、両親、妹、愛犬です。

両親と妹は勤務をしており、祖母は高齢のため世話はできませんから、結果としてニートだった私が世話をすることとなりました。

両親いわく「お前は大学で教員免許を取得する際に病院実習をしただろ?!」「仕事もしてないのだから、そのときの経験で世話を頼む」とのことでした。

大学での実習内容を思い出しながら、我流で世話をしましたが、約1年後に祖父は他界。

葬式が終わりひと段落すると、「祖父の世話ができたのだから介護の仕事でもすれば良いのかな」と安易に考えてしまいました。

数日後、たまたま市役所の広報誌にて職業訓練校が介護ヘルパーコースの募集をしている記事を見つけ、それに通いだしたことから、このような動機で私の介護職人生が始まりました。

今ならリクルートエージェントやリクナビNEXTを活用手段とすることもできますよね。

仕事がなくても明るいヘルパー2級講座の仲間たち

正直、介護の仕事には抵抗がありました。

特に就職活動をしていたときは、一番したくない職業だったからです。

病院実習のときもめちゃくちゃ嫌で嫌で仕方がありません。

しかしながら「ニートだった私に、祖父が死を持って与えてくれた仕事だから」と介護ヘルパーコースに通い始めたのを覚えています。

年齢からもわかるように、私は就職氷河期世代です。

今でいうBF大学を卒業しても碌な就職できませんでしたし、今から思えば、何もできないくせに文句ばかり言っていた気がします。

介護ヘルパーコースに入学してみると、私と似た境遇の同期生がたくさんいて驚きました。

似た境遇ではありましたが、「仕事がない」「介護ぐらいしかできない」といった悲壮感は全くありません。

私は、仕事もないのに、よく飄々としていられるなと内心一人でイライラしていたのを覚えています。

しかしながら、この飄々とした雰囲気が逆に良かっんですよね。

介護職に対するマイナスなイメージをこの同期生たちが払しょくしてくれましたんですから。

「きっと、どこの職場一緒だから介護と気負いせずに普通な感じでええんとちゃう」と話してくれた同期生の言葉に救われた気がします。

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介護の世界では一般企業の常識が全く通じず苦悩した

20代のころに碌な勤め方をしていない私が言うのもおかしな話ですが、介護職に就いてから「一般企業の常識が通じない!!」ことに一番びっくりしました。

無論、これは私の職場だけでの話かもしれませんが、上司を苗字+役職で呼ぶと白い目で見られました。

「自分だけいい子ぶるな」とおばさま職員に言われたことを思い出します。

次に名刺を持っている役職者が誰にも名刺を渡さないことです。

数年のちに私も名刺を持たせてもらえる役職になり、その当時のことを先輩上司に聞いたら、「名刺を渡したら、自分が窓口になり自分が責任を負うことになる」と説明され、「名刺は渡すな」とアドバイスを受けたことがありました。

これって、何のための名刺なのでしょうか?

私も若く青かったせいもあり、これらのことをいちいち口に出して文句を言ってしまいました。

結果として先輩方からは目をつけられるハメになり、おかげで、失敗しても誰も教えてくれないし、フォローもしてくれないつらい思いも同時に経験。

今から思えば、現場も知らないくせに生意気でした。

最初は苦しくてつらくて仕方がありませんでしたが、勤務や経験を重ねるうちに、職場の風土を理解していくことができました。

「こう言えば意見がとおる」「ああすれば皆さんが納得してくれる」と学習できたんですよね。

この一件があったからこそ、立ち止まってその場を見ることを教わった気がします。

その後、介護業界の制度や風潮が徐々に変わりはじめたこともあり、これらのことは今ではすべて解消されています。

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何も分からない状態で叱責されたら長続きしなくて当然

介護の業界に対して、良くも悪くも無知だったことを後悔しています。

せめて、業界紙やインターネットを活用してよく調べることが大切だんだと痛感しました。

インターネットには、介護=ブラックとの内容が多いですが、必ずしもそうとは限りません。

明るく風通しの良い施設・法人もたくさんあります。

ホームページを見ると何となくですが、その雰囲気の一端を感じ取れるのではないでしょうか?

また、私が入職したばかりの頃は、何も研修体制が整っていませんし、OJTの言葉すらなく、ただやみくもに現場に放り込まれた印象。

そりゃ、何もわかってなく現場に放り込まれて、「違う!」と叱責されたら、誰でも長続きはしませんよね。

15年ほど前はこのような状態でした。

しかしながら今では、介護の業界も変わってきていますので、これらのことは職場選びをしっかりしていれば未然に防ぐことができるはずです。

また、自身の固定概念や価値観、経験を全面に出してしまったら失敗しますね。

誰でも、自分が勤務している職場には誇りと不満を持ち合わせていますが、価値観や経験を最初から全面に押し出してしまうと、その誇りや不満と照らし合わせてしまいます。

結果として「生意気だ」「そんな経験があるなら前の職場に戻ったら良い」と思われます。

結果、既存の職員は良い気分はしませんよね?

本当に当時の私は浅はかでした。

まさに「郷に入れば郷に従え」ですから、その職場での経験を積んでからでも、意見具申は遅くありませんよ。

ニートから介護職になって自己主張しすぎて浮いた話

dolphin-203875_640 今は管理者!ニートから介護職になって最初から自己主張して浮いた話
一ノ瀬
最後に要点をまとめておくよ!!
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万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?

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