
転職活動は焦っていると、中々よい結果が生まれないものですよね?
僕自身、何度か転職しましたが、転職って限られた時間の中でやり遂げないとダメだから、は焦ってしまう。
で、起こるのが「もう疲れちゃったから」って飛びついた内定先がブラックだったって、転職あるある。
もくじ
家庭の事情で介護のお仕事を新たな職種に選んだ30代
はじめまして、40代男性、妻と子供2人。
私は、39歳で未経験の介護職へ転職しました。
転職をし仕事を始めたころは未経験でしたので戸惑いや不安がありましたが、ようやく仕事や職場の環境に慣れてきました。
私が転職した動機は、家庭の事情によりどうしても引っ越しする必要があり、新天地で家族と新しい生活をスタートするためです。
事情は…聞かないでください。
なにせこの歳になって初めての転職です。
無事に転職し就職できるのか不安ではありましたが、少しでも転職や就職を有利にするため手段として資格取得にチャレンジ。
私が転職先に選んだのは、介護職。
40歳に近い年齢と経験がないのは就職に不利であり、少しでも不安要素を減らすため、介護福祉士実務者研修の資格を習得するため通信による勉強を開始。
私が学んだ教育期間は6ヶ月間で、最初の3ヶ月間は自宅で送られくる教材を基に、勉強をして約1週間に1回のペースで筆記テスト。
合格点の9割に満たないと再度筆記テスト。
この筆記テストを1回でも落とすと次のステップアップへ進むことが出来ず、資格習得まで先が伸びる決まりです。
引っ越しは1年後だったため、この6ヶ月で無事に資格取得しなければ無事に就職し、新天地で安定した生活を送るのは難しいと考え、それはもう必死で勉強しましたね。
無事に筆記テストをすべて合格し、次は介護の技術を学ぶために残りの3ヶ月間教室へ通い技術を学びました。
もちろん技術の試験もあり、この試験に合格しないと資格習得できないので技術も必死で学び無事に合格し資格習得。
未経験だったため資格を取得して給与のかさ上げを狙う
資格習得後、いよいよ就職活動の段階。
私は、就職活動の手段として転職エージェントを活用。
私が活用した転職エージェントはコメディカルドットコムで、メールでのやり取りを基本とし、必要ならば電話でもこちらの質問に回答していただるシステム。
求人情報や面接、履歴書の書き方を丁寧に教えていただき、私は無事に転職を成し遂げました。
介護業界は人が少ないとは言え、ずぶの素人の中年を採用していただけるのか不安で仕方ありません。
前職で人とのコミュニケーション技術はある程度身についていたのですが、介護の基本は知らず基本的な知識や技術も備わっていない。
年齢も40代間近で諸々含めて不安要素がいっぱいでしたし、何よりも給与面が気になりましたね。
前職は経験も長く、年々給与も上がっていたので転職により極端に給与が下がった場合、本当に家族を養って生活していけるのか不安でした。
未経験だから前職より給与が下がるのは当然ですが、ある程度前職の給与に近い給与を貰えなければ生活が厳しくなります。
未経験でもなるべく給与が高いところを探さなければと必死でしたね。
インターネットで転職エージェントを活用すれば、自分の希望に沿った職場が見つかるのは調べて分かっていましたが、介護未経験者である私が転職エージェントを活用して本当に最適な就職先が見つかるのか超不安。
仕事をしながらの介護福祉士実務者研修取得は苦労した
仕事をしながら資格習得や転職活動をしていたので、日程の調整や時間の配分に苦労しましたね。
資格習得にあっては、最初の3ヶ月間は自宅での勉強です。
比較的時間の配分はさほど大変ではありませんでしたが、3ヶ月間で1冊約200~300ページもある教本を12冊勉強しなければならなかったのは、オッサンの私にはキツかった。
また1週間に1度で筆記テストがあり、そのテストに膨大なページ数の教本を、別に1~2冊勉強し頭に入れなければならないめ勉強方法に非常に苦労しましたね。
勉強を始めたころは教本を読みながら、重要そうなところをノートに書き写し覚える方法を行っていました。
しかし、この方法が意外に時間がかかり1週間後に訪れる筆記テストには間に合わないことに気づき、ノートに書いて覚えるより全ページを声を出して読み切り、再度、重要な内容だけを繰り返して読む勉強方法へ変えたところ、筆記テストまでなんとか間に合いました。
また意外にこの方法が勉強した内容を覚えており、テストで一度も不合格になることなく無事に期間内に全過程の合格に至りました。
実技はほぼ素人であったため、身体の使い方や介護の基本的な動きを覚えるのに非常に苦労しました。
幸い前職が夜勤でしたから、少し仕事の時間に余裕がある時に同僚の手を借り基本的な動きを一緒にやっていただき、不足している技術を補い何とか実技試験まで自分の身体に動きを覚えさせ無事に試験に合格致しました。
やはり実技は繰り返し行い、身体に覚えさせることが重要です。
求人の範囲を狭めずに広く浅く探すべきだったと後悔
失敗までとはいきませんが、6か月で就職を決めなければならず、求人情報の視野を広げられず詳しく調べなかったことを後悔しています。
私は介護職をしながら看護職への転職も視野に入れて転職活動をしてましたので、働きながら勉強ができる就職先を中心に探していました。
もちろん、家から車で通える範囲の職場も就職するにあたっての重要ポイントとして探していましたが、就職を決めるまでに時間の余裕がなく、自分の条件にあった職場を見つけるのに追われ少し視野が狭くなっていたかもしれもせん。
自分が持っている資格の手当や住居手当、時間外手当はしっかり支給されるのか?職場の福利厚生はどうなのか?
そういった諸々の面も含め、しっかり時間をかけて探せば良かったと思う節があります。
現在の職場は、給与面も自分の要望に沿った内容であり、職場の雰囲気もよく職員同士のコミュニケーションも良好で環境的には問題ありません
しかし、各種手当の支給があまり思わしくなく少し職場選びに失敗したのかなと感じました。
最初から自分自身で通える範囲を狭めてしまい、ここをもう少し幅広くすると意外に周囲に条件の良い職場があることに気づきました。
あと、インターネットに記載されている基本給は鵜呑みにしてはいけませんよ。
今の職場は確かに給与は悪くありませんが、実際に契約を交わしてみると、インターネットに記載されていた給与より少し低いものガッカリしました。
ここは聞きにくいですが、面接時にしっかりと聞くべき。
やはり就職、転職活動するにあたってしっかりと目標を立て、余裕をもって活動することをお勧めします。
転職先選びを焦って失敗した30代の体験談まとめ

- 家庭の事情で退職しやむなく介護職に就いた
- 未経験だったため資格を取得して給与アップを狙う
- 最初から求人の範囲を狭めず広く探すべきだった

絶対焦るし。

小さい子供がいたからさ。